MBA体験談:国内化学メーカー 倉方裕史さん
ビジネス領域とポジション
国内化学メーカー、営業マーケティング部門所属
MBAを目指した理由
私がMBA取得を目指したきっかけは、上長がMBAを取得しており対等に議論できるように学ぶためでした。また、外資の化学メーカーに出向しており、国内メーカーとは異なり、フレームワークを用いてビジネスの内外の環境、プロジェクトの進捗管理、投資の意思決定の説明をする機会が多く、物事を論理立てて説明することが求められていました。自身のキャリアの選択肢を広げるためにも、MBA取得の必要性を感じてExeJapan Business Schoolに入学を決意した次第です。
入学前と学習を始めてから気づいた違い
入学前はMBAは経営知識の学習の場と考えていましたが大間違いでした。本学習は、実践力を養う場であり知識だけ知っていたとしても、ビジネスで活かせなければ意味がないという前提で、論理的思考や展開力を問われるAssignmentが多いので暗記だけではPASSは出来ません。クラスメートとのネットワークを作り、Assignmentについてどう考えるかディスカッションをしたことはいい思い出です。
ExeJapan Business Schoolを選んだ理由
ExeJapan Business Schoolは速習型MBA🄬の商標登録をされているように、MBAで必要とする知識を短期間で詰め込むことを前提に他大学と比べて安く、且つMBAの学位を早く取得できる点にあることです。通常、ExeJapan Business Schoolでの学習が8か月、ARUにTOP-UP後の論文作成で9か月、学位取得までに計17ヵ月を要します。TOP-UPの際にパートタイムとフルタイムの学習コースを選択することになりますが、フルタイムを選択すれば、忙しくはなるものの論文作成を5か月で仕上げることで卒業時期を短縮することも可能です。私はフルタイムの学習コースを選択したことで、8月にExeJapan Business Schoolに入学、5月にARUにTOP-UPをして9月に修了することができました。自身の努力次第ではありますが、MBAの学位取得期間を短縮できることも魅力の一つかと思います。
学べたことや気付いたこと、英国式教育の感想
ExeJapan Business Schoolでの学習期間は8か月と短く、最低限の知識は教わりますが、MBAの知識を1から10まで教えてはもらえません。短期でMBAの学位を取得するためにも、EXE JAPANで学習するだけでなく、自己学習で知識を深めていかなければ、課されるAssignmentやTOP-UP後の論文作成も苦労することになります。そのため、教わった内容のレビューや研鑽のために日々学習しなければならず、学習習慣が身に付いたことも自身の成長の一つだと思います。英国式教育はアカデミックというよりは、実務のなかでどう工夫すれば、ビジネスをよりブラッシュアップさせることができるかを考える実践力を鍛えるための教育です。課されるAssignmentの質問内容は非常に抽象的で相手がどのような回答を求めているのかを考えることは、思考構築力を養うことができ、話をどう展開させるか、論理立てた展開力についても鍛えることができた場であったと思います。
学位取得や卒業して感じていること
学位は取得できたものの、まだまだMBAとして学ばなければならないことは多々あります。MBAの学位は実践で使えてこそ意味があり、学んだ知識をひけらかすだけでは、学位はただの飾りでしかありません。上長からも言われていますが、実務のなかで、学んだ知識をどうビジネスに活かすか、どのように展開すればビジネスが良くなるのか、自身が選択する判断について、経済合理性を伴った説明ができるよう日々意識をしています。